学習法
最近、物理の学び直しで「名問の森」の電磁気分野をやっている。実はやるのは2度めで、最初は解説が自分にはフィットしておらず、うーん、、、といった感想だったのだが、改めてやってみるとやはり名問というのは言い過ぎではなく、良い問題である。改題は…
共通テストまで50日を切った。また今年も入試が始まろうとしている。おそらく多くの受験生は最後の追い込みということで、過去問の演習に邁進していることだろうと思う。 ただ、この時期だからこそ、もう一度確認してほしい。 「本当に基礎は完成しています…
何かの縁で私の授業を受けることになった生徒。もちろん、そのまま受験まで面倒を見てあげたいところなのだが、色々な理由で授業を切られてしまうことがある。そして、それは私に限ったことではなく、他の講師でもそうだろうと思う。 色々な理由というのは、…
受験生が夏頃からよく聞く、あるいは受験生を教えている人間が夏頃からよく話す言葉が「twitterやめたら?」だ。なぜかこういう言い回しではtwitterが真っ先に槍玉に挙げられるのだが笑、twitterというか、SNS一般ということになるのだと思う。 個人的にはtw…
大学入試に向けて、夏の頑張りが大事だということは今更言うまでもない。比較的自由に時間を管理することのできるこの夏にどれだけ基礎を固めるか、苦手意識を払拭するか、得意分野をさらに伸ばすかが合格のカギを握る。 おまけに夏休みは予備校や塾がこぞっ…
これは普段の進路指導でも事あるごとに言っていることなのだけど、とにかく大学受験生で理系の人は英語を頑張って欲しい。流石に苦手なものを得意になれとまでは言わないけれど、せめて苦手でないレベルに、せめて共通テストレベルのリーディングであれば文…
よく「〜が覚えられない」という声を聞く(不思議と今年はその声がとにかく多い気がする)。化学式が覚えられない、有機化学の反応が覚えられない、あるいは英単語が覚えられない、と様々である。 自分自身、このあたりは受験生時代には気合で乗り切った人間…
問題を解いていて詰まったとき。とにかく答えなければならない、というより、何か書いておけば最悪部分点は取れるだろう、という甘い考えのもと頓珍漢な答えを書いて結局バツを食らう、といったことは実際演習の答案を採点していてもつくづく感じる。恐ろし…
前回は夏の勉強法について述べたが、この内容を見てもわかるように私は徹底的に基礎を固めることを重視する派である。そしてそのためには泥臭い反復練習も厭わない。だから授業では例題を示してその類題を解かせる、といったことも結構する。とにかく授業内…
もうすぐ夏休みが始まる。受験生にとっては最も重要な時期である。なぜ夏が重要なのかというと、夏期講習のセールストークとかそういった意味ではなく、それに関係なく大事なのだ。 やはり勉強のためにまとまった時間がとりやすいこと。これに尽きる。もちろ…
私は化学を教える仕事をしているが、実は専門はバリバリの生命科学である。だから生物の質問を受けることもしばしばある。特に定期考査前は質問が多い。 ところで、学校のカリキュラムのため、本来物理と化学を選択するのであっても、生物を履修しなければな…
前回の続きである。参考書や問題集の選び方は、みんなが選んでいるから、人気があるからという理由で選ぶのではなく、自分のレベルと参考書や問題集のレベルを比較して「頑張れば手がとどくレベル」のものに取り組むべきだ、ということだった。 では、適切な…
仕事柄、問題集や参考書に詳しくなってしまうし、本屋に行くとそういうコーナーに必ず足を運んでしまうものである。そもそも、私自身が受験生だったときも半分参考書オタクみたいなところがあり、暇さえあれば高校の近所にある本屋に立ち寄っていた。そう考…