面倒でも一手間かける
コーヒーが好きでよく飲む。
この夏は、暑いのと忙しいのとでペットボトルのコーヒーばかり飲んでいた。
これはこれで簡便だし、味についても満足していたたのだが
昨日、すごく久しぶりにドリップコーヒーを淹れてみた。
今までのコーヒーなんだったんだという気になった(笑)
コスト的にもこっちの方が安いし、なんで頑張って続けなかったんだろうと。
少しの一手間を惜しまずにやることってすごく大事だなと感じた。
思えば、昨日は一手間をかけることの大切さを
いろいろなところで再認識した。
例えば、料理。
昨日の晩御飯は焼きそばを作った。
普段は豚こまをそのままフライパンに投入するのだけど
たまたま、レシピもそうなっていたというだけの理由だが
豚こまを細かく切って、フライパンに入れた。
味がしみて美味しかったし、食べやすかった(当然)
それに、見栄えもすごく良くなった。
そのまま投入しても、お腹に入れば一緒だけど
見た目がワイルドというか、いささか粗雑になる。
豚こまって、細切れだからこそパッと使える良さがあるのだけど
それでも手間をかけて、食べやすい大きさに切るということは
食べやすさに限らず、いいことがある。
例えば、授業。
ここ1年ほど、授業案は割とラフに作っていた。
これだけ教えていたら、即興でもなんとかなるし
「授業は生き物」だと思っているので
そこからの自分でも想定しない展開というのを大事にしていたからだ。
今月から、以前のように、いや、以前以上に
緻密に教案を作ってみている。
もちろん、突飛な展開は少なくはなるのだけど
当然ながら、授業としては締まりが良かったと思う。
なんなら、訓話というか雑談も今回は台本に組み入れている。
アドリブも大事だけど、構成力も大事。
そこに一手間をかけるという意思が大事だと思う。
少なくとも今月は、一手間かけることを大切にしていきたい。