ツキアカリテラス

tsuki-akr terrace

絶えず自分をアップデートせよ

夏期講習中で多忙なのでなかなか更新できず申し訳ない。久々の投稿である。

 

こういう忙しい状況(特に今年は例年よりもコマの関係でバタバタしている)なので、オリンピックもほぼリアルタイムで観ずに終わり、結果を、毎朝チェックするニュースで知るくらいだった。時差がある方が我々にとってはむしろ視聴しやすいのかもしれない。

 

で、話題になったのが開会式と閉会式。色々思うところはあるのだが、私がどうこう言うよりは言語化に長けた方の物言いを見てもらった方が良いと思う。ほぼ言いたいことを言われてしまっている笑

 

gendai.ismedia.jp

 

ここでは閉会式のことしか書かれていないが、開会式も同じである。寸前の辞任の引き金になったのは「今となってはそぐわない行い」に関することだと思っている。SDGsなど、グローバルに見れば価値観の大きなアップデートが起こっている。当然、それが上にリンクした記事にある「男性優位社会、昭和的な何か」の終焉にもつながってくる。もう「昔は良かった」というのは通用しないわけだ。

 

そして、これを他人事ではなく自分事にしないといけない、とも思う。私もいい歳になったのだが、やはり自分の青春時代におけるエンタメには特別な思いを抱いてしまう。音楽で言えばV系だったり小室ファミリーだったり、芸能で言えばダウンタウンとんねるずだったり。やっぱりそれらは自分の一部を形作ったと言っても言い過ぎではないし、今でも輝きは失われてはいないと思う。

 

しかし、昔だったら受け入れられていたのかもしれないけれど、それも今となっては到底受け入れられないこともある。特にバラエティ関連ではそういうところが多々ある。人の頭を叩くだの蹴るだの、相手に何かしらの被害を加えることで笑いをとる時代は終わった。たとえそれがヤラセであっても、こういう笑いの取り方があると発信している以上、同じことだ。今はそういう時代になっているのだと自覚しなければならない。

 

それに、自分の青春時代が至高だと思って、現代のエンタメを否定するのも見苦しいと思う。それこそ、我々が青春時代真っ只中のときに、上の世代から同様にされて不満を抱いていたことではないか。過去にすがりつくことは、現代、そして未来を生きていく上で、あまりにもそぐわないことだと思う。

 

思い出は大事だから、全否定しろとまでは言わないが、それは当時の思い出としてどこか奥にしまっておいて、外に出て良いものを探そう。自分自身をアップデートをしなければならないし、これから先も絶えずアップデートをし続けなければならないのだ。