ツキアカリテラス

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質問していいですか?の違和感

「質問していいですか?」

 

よく生徒から言われる言葉である。ビジネスシーンでも誰かと話すときには「いまお時間よろしいですか?」と言うのが一つのマナーであるし、相手への気遣いという点では何も問題がない。ただ、文脈にもよるのだが、個人的にはこう言われると、すごくむずむずするというか、「ええがなええがな」となってしまう。いちいちことわらなくても、と思うのだ。私が手が塞がっていてバタバタしているのであればまだいい。私が明らかに暇なときでもこういうふうに言われると、「ええがなええがな」となってしまうのだ。

 

教える人間が提供するサービスとはなんだろうか?「物事を教えること」であるのは言うまでもない。しかし、それは手段であって目的ではなく、目的は「目の前の生徒が学力を向上させられること」にあるので、何かわからないことがあったときに疑問点を解決させてあげるのもまた、同等に重要なサービスだと思うのだ。

 

だから、質問をされるのは当然だと思う。私にしてみれば、質問されるのは飲食店で食事やらお冷を出すのと同じ感覚なのだ。飲食店で「ここで食べてもいいですか」と言われるような感覚があるのだ。「質問があります」ならまだしも「〜いいですか?」と言われるとうーん、、、となってしまう。私の感覚がズレている気もしなくもないが、実際そうなっちゃうからなあ、、、

 

むしろそういう気遣いというか敬意であれば、他にもできる場面はあるから(言葉遣いとかね)そこでやってほしいなと思う。