ツキアカリテラス

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雑食系は楽じゃない

今日は音楽の話。いや、教育ネタが尽きたわけではない。今のところ、私のスマホのメモ帳には5つほどネタがある。ただ、たまには音楽ネタも投下しないとなと思ったことと、今多忙なので一気にバーっと書けるネタの方がいいかなと思ったからだ。あれ?バーっと書くって普段と変わらない、、、?

 

よくバンドの初合わせや音楽仲間での食事会、セッションでの自己紹介であったり、バンドメンバー募集の自己紹介でよくあるのが、私は雑食です、つまり何でも分け隔てなく聴きます/演奏します、といった類いのものだ。

 

私は音楽の素養を深めるには、雑食であった方がいい、リスナーの立場であっても、プレーヤーの立場であっても、いろんな音楽を聞くべきだと思っている。例えば、推しのミュージシャンがいて、そればっかり聞いたり演奏したりするケースはよくある。もちろんそのミュージシャンに対する愛というのは大事であるが(特にコピーバンドをする際はかなり重要だと思う)、そのミュージシャンに対する深い解釈をするためには、やはりいろんな音楽を聴いた方が良いと思う。そのミュージシャンのルーツになった音楽や、そのミュージシャンのフォロワーにあたるミュージシャンの音楽とか、あるいは全然関係ない曲とか。特に最近はサブスクのサービスでいわゆる「ディグる」ことがいとも簡単にできるので、いろんな音楽を聴くことに対するハードルは劇的に低くなっている。

 

幅広く聴いて、それぞれはそんなに深くないけれど、それを多角的に解釈するための素材として自分に落とし込み、世の中の音楽を深く掘り下げて楽しむスタイルが私の理想である。音楽をしゃぶり尽くすと言っても良いかもしれない。

 

そう、ここで落とし込むという過程がすごく大切だと思う。たとえ雑食であっても、そのレベルが浅いところでとどまってしまい、広く聴くけれど、結局カラオケのレパートリーを増やす程度にしかとどまらないのであれば、それは1つだけのアーティストばかり聴く方がマシだと思う。

 

よくよく考えたら、勉強も割とこれとよく似ている。いろんなものに触れた方が絶対にいい。最近では古典が不要だとか色々言われているけれど、学びにおいて不要なものは何もない。それぞれどこかでつながっていて、なおかつ世の中の解像度を上げるための大切な素養になるのだ。しかしそのためには勉強の対象と真摯に向き合うことが大切だと思う。ただつまみ食いするだけであれば、ただの「物知りだけど分析力が浅い=勉強不足な人」に成り下がってしまう気がする。何事においても、雑食系というのはただつまみ食いするだけではダメで、雑食したものをちゃんと消化しなければ意味がない。

 

バーっと書いた挙句、最後はなぜかまた教育ネタになってしまったが(笑)、いろんなものに触れて、しかし中途半端なレベルではなく、自分事として消化することは大切だと思う。