ツキアカリテラス

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【今日の一曲】パソコン音楽クラブ「Inner Blue」

学生時代、ずっと楽器をやっていて「生楽器こそ至高!」と思っていたのだが、最近は歳のせいで(?)そういうこだわりがあまりなくなってきたのか、打ち込み、エレクトロ系はもちろん、HIPHOPとかも聴いている。「アーティスト」で聴くというよりは、単に「音」に対して恋い焦がれるものがあるのだろうと最近では思っている。

 

数ヶ月前に、少し調べたいことというかインプットしたいことがあったので、片っぱしからエレクトロ系を聴き漁っていた。そのときにたまたま見つけた曲を今回は紹介したい。

 

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生楽器はよく人のニュアンスが出ると言われるが、電子楽器や打ち込みでもそれは変わらないと思う。結局表現する道具が違うだけで、それを作った人間の内面に音色は依存するものだと思っている。だから、同じような打ち込みの曲であっても、これいいなと思うことにおいて温度差はある。この「パソコン音楽クラブ」の曲たちに含まれる音色はその点において私を沸騰させた。それだけではなく、メロディについても私の好むセンスをこれでもかというくらいに突いてくる。他にも色々なアーティストの似た系統の曲を聴いたのだが、もちろん良い曲である、しかし、どうも痒いところに手が届かない感じがするのだ。音はいいけどメロディがちょっと、とか、その逆とか。あらゆる面において刺さったのは「パソコン音楽クラブ」だけだ。だから他のアーティストの曲を聴いても、またここに戻ってきてしまうのだろう。

 

楽曲に対して震えるシチュエーションは色々あると思うが、楽器を演奏したり曲を作ったりする身としては、自分のやりたいことを見事に音のつながりで表現している様を目の当たりにしたときが最も震える瞬間だと思う。特にこの「Inner Blue」という曲はその瞬間を私に与えてくれた。この曲は、自分の中におけるエレクトロの理想形である。

 

こういう曲が作れたらいいなあ。